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遠藤 章
no journal, ,
国際放射線防護委員会(ICRP)は、2007年に放射線防護に関する基本勧告を見直し、その中で放射線防護に用いる実効線量の評価方法を一部改訂した。この改訂に伴い、外部被ばく評価に用いる線量換算係数を再評価する必要性が生じた。その新しい換算係数のデータセットは、ICRP第2専門委員会の線量計算に関するタスクグループDOCALによって取りまとめられ、ICRP Publication 116(ICRP116)として出版された。本発表では、ICRP116の内容を解説し、実効線量の新たな評価方法、従来の換算係数との比較及び違いの分析、線量評価に及ぼす影響などを、放射線防護の実務との関係に触れながら紹介する。
遠藤 章
no journal, ,
放射線の影響からヒトを防護するためには、被ばくの程度を定量化する必要がある。この目的のために、国際放射線防護委員会(ICRP)と国際放射線単位・測定委員会(ICRU)は、防護量と実用量からなる線量の評価・測定の体系を提案した。この線量体系は、放射線防護の実務に広く定着し、利用されている。しかし、加速器の普及による高エネルギー放射線への対応など、現在の線量体系にはいくつかの解決すべき課題がある。これらの課題について、ICRPとICRUは連携して検討を進めており、近く、新たな線量体系を提案しようとしている。本発表では、現行の線量体系の見直しに関するICRPとICRUの取り組みを概観し、今後導入されようとしている新たな線量体系について紹介する。